悪魔のささやき

プロローグ

今朝出勤すると同僚が倒れていました。意識はあるが立っていられない、呂律も回らない状態でした。
上司を呼んでその後、病院に運ばれました。
〇〇さん 死なないでください。元気になってまた俺と一緒に仕事をしましょう。待っています。

本文

もう何年続いているのか 朝起きると体が動かない

動け! 動け!! 動け!!!

このポンコツ野郎!

書込みを見るたびに心が悲鳴をあげる

悲しい!  辛い!  苦しい!

あのお母さんは幼いわが子を残して逝ってしまったのか

黒苺・孤独婆・kaz・桜・nana・ゆう・ミミ・・・
皆、笑顔で暮らして欲しい

でも俺は笑えない

守らなきゃ! 守らなきゃ!守らなきゃ! 守らなきゃ! 守らなきゃ! 守らなきゃ!

助けなきゃ! 助けなきゃ! 助けなきゃ! 助けなきゃ! 助けなきゃ! 助けなきゃ!

「なんだ? くれきん泣いているのか?」
「そんな時間があるなら、一人でも多くの人間に声をかけろよ」
「俺は人間の不幸を食べるのが大好きなんだ、お前がいないと困るんだよ」

あーまた悪魔のささやきが聞こえる
いつまで続くんだ、この地獄
早く楽になりたい

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